フィラデルフィア・セブンティシクサーズは今季序盤、ナーレンズ・ノエルをパワーフォワードのポジションで、ルーキーのジャリル・オカフォーをセンターのポジションで起用していた。

だが、デイビッド・ブラウンHCは先日のサクラメント・キングス戦でセンターのポジションにノエルを据え、オカフォーをベンチ起用とした。

オカフォーが足首を捻挫したことによるところが大きいものの、ここ3試合で2勝をあげていることもあり、ブラウンHCは今後もノエルとオカフォーを別々に起用するかもしれない。

もしくはオカフォーをパワーフォワードのポジションで、ノエルをセンターのポジションで起用する可能性もあるようだ。ブラウンHCのコメントをPhiladelphia Inquirerが伝えている。

「ジャリルの出場時間を増やせば、彼はもっと得点をあげる。だが、彼は（出場時間が減っても）ダブルダブルを記録するんだ」

「4番と5番、5番と4番。これって今でも謎だよね。どうしていくかシーズンを通して話し合いを続けていくと思うよ」

そう話すブラウンHCは、二人のビッグマンをコントロールすることを課題として挙げている。

とはいえ、来季はジョエル・エンビードが復帰する見込みであるため、ビッグマンの起用法には今後も頭を悩ませることになるかもしれない。

なお、先発センターのポジションで起用されたノエルは、キングス戦で出場時間を27分程度に抑えながらもシーズンハイの20得点を記録し、勝利に貢献。

そのノエルはキングス戦を終えたあと、こう話した。

「このラインアップは本当に機能したと思う。コートでアップダウンを作り出すことができたと思うし、ジャリルは（ベンチから）ポストプレイをもたらしてくれる。特にリバウンドでね。このチームにはいろんなオフェンスパターンがあるんじゃないかな」