ジェイソン・キッドHC ヤニス・アデトクンボをポイントガードで起用か?
ミルウォーキー・バックスのジェイソン・キッドHCは先日のロサンゼルス・レイカーズ戦でヤニス・アデトクンボをポイントガードのポジションでプレイさせた。
これが功を奏したのか、アデトクンボはキャリア初となるトリプルダブルを記録。
このパフォーマンスに手応えを感じたのか、キッドHCはアデトクンボをポイントガードのポジションでプレイさせる構想を持っているという。キッドHCのコメントをBrewHoopが伝えている。
「現時点で、ヤニスはすごく高いレベルでプレイしてるよね。オールスターブレイク後、我々はいくつか変更を加えたんだ。彼にポイントガードのポジションでプレイさせ、ボールを持たせるのもそのひとつ。彼にポイントガードをさせることは発表してなかった」
「我々は彼にできるだけ早くボールを預けて、他の選手たちは走るように仕向けてる。彼は何本か信じられないような素晴らしいパスをしてくれた。ジャバリ(・パーカー)へのバウンスパスと(OJ・メイヨへの)ハーフコートパスは私が見てきた中でベストのパスのひとつだね」
「今の我々はボールを回すことができる。みんながボールを回してる。そのプレイを見るのは楽しいよね。シーズン前半とは少し違う。だけど、育っていくのが分かるのは良いことだし、ヤニスのトリプルダブルを見るのは嬉しいね」
アデトクンボはレイカーズ戦で27得点、12リバウンド、10アシスト、3スティール、4ブロックと素晴らしいパフォーマンスを披露した。
バックスのチームメイトたちはアデトクンボに全幅の信頼を寄せつつあり、コービー・ブライアントもアデトクンボのポテンシャルを高く評価している。
アデトクンボの成長こそがバックス躍進の鍵になると言っても良さそうだ。
なお、キャリア3年目を迎えているアデトクンボは通算213試合に出場し、平均11.5得点、6.0リバウンド、2.4アシスト、0.9スティール、1.0ブロックショット、FG成功率47.9%、3P成功率27.6%を記録。
今季は55試合に出場し、平均16.7得点、7.6リバウンド、3.0アシスト、1.1スティール、1.3ブロックショット、FG成功率50.7%、3P成功率22.9%を記録。
3P成功率を除くカテゴリでキャリアハイの数字を叩きだしている。
21歳のアデトクンボのさらなる成長と躍進に期待したいところだ。
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