フィル・ジャクソン球団社長「カーメロ・アンソニーはニックスの中心」
シーズン序盤はプレイオフ進出の期待がかかっていたニューヨーク・ニックスだったが、ここのところは急激に調子を落とし、プレイオフレースから脱落してしまった。
勝率5割復帰も難しい中、エースのカーメロ・アンソニーにはトレードの噂が浮上している。
だが、ニックスのフィル・ジャクソン球団社長アンソニーをチームの中心として考えているようだ。ジャクソン球団社長のコメントをthe Wall Street Journalが伝えている。
「彼(アンソニー)は今でもチームの中心だよ」
一方、アンソニーのトレードの可能性についてはこう言及した。
「それはカーメロ次第だね。(トレード拒否権があるから)彼の側にある」
トレード拒否権を保有しているアンソニーは先日、権利を行使しない考えを明かし、この夏にはスターFA選手獲得のために動くことを明言している。
アンソニーはサクラメント・キングスで復活を遂げたラジョン・ロンドを勧誘すると話していた。
だが、ジャクソン球団社長は現行のトライアングルオフェンスにおいて「エリートポイントガードは必要ない」とし、獲得へ向けて積極的には動かないことを示唆。
アンソニーとのすれ違いが気になるところだが、ニックスは今後もトライアングルオフェンスを続けていることは間違いなさそうだ。
なお、デレック・フィッシャーをヘッドコーチ職から解雇後、カート・ランビスが臨時ヘッドコーチとしてニックスを指揮しており、ジャクソン球団社長は来季以降もランビスにヘッドコーチを任せるとされている。
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