ポール・ピアース 現役続行の可能性は「50-50」
昨年オフに恩師ドック・リバースHC率いるロサンゼルス・クリッパーズに加わったポール・ピアース。
クリッパーズはピアースの他、ジョッシュ・スミスやランス・スティーブンソンらを加え、タイトル獲得の有力候補に挙げられていた。
だが、期待されていたような結果を残すことができず、シーズン中にスミスとスティーブンソンをトレードで放出。
それでもプレイオフ進出は果たしたものの、クリス・ポールとブレイク・グリフィンがプレイオフ・ファーストラウンドで負傷離脱すると、ポートランド・トレイルブレイザーズに逆転負けを喫してしまった。
残念な結果に終わってしまったクリッパーズだが、注目されるのがキャリア18年を誇るピアースの去就だ。
ボストン・セルティックス時代に共にプレイしたケビン・ガーネットが現役続行を示唆していることから、ピアースにも現役続行が期待されるところだが、ピアース本人はまだ決断できていない模様。ピアースのコメントをCSNNW.comが伝えている。
「過去2年のシーズンが終わるたび、ゲームから離れることは長く、難しいことだと思ってた。それは今年の夏も続く。感情に任せて決めたくないから、家族と腰を据えて話し合うことにするよ。いつかはその時が来る。まだ全然分からないけど、現時点で(現役続行の可能性は)50-50。朝起きて、来季の準備ができるような状態か確認する。もし調子が良くないなら、火はもうそこにない。タフだね」
現役続行を決断したとしても、若手選手に経験を伝えてもらいたいチームがオファーを出すだろう。
逆に引退を決断したとしても、将来的には殿堂入りという名誉が待っている。
ピアースは果たしてどのような決断を下すのだろうか?
コービー・ブライアントが引退したものの、ガーネットやティム・ダンカン、ビンス・カーターはまだ引退を表明しておらず、来季も現役を続行する可能性が高い。
願わくば、ピアースにも現役を続行してもらいたい。
なお、今季のピアースはレギュラーシーズン68試合に出場し、平均18.1分のプレイで6.1得点、2.7リバウンド、1.0アシスト、FG成功率36.3%、3P成功率31.0%を記録。
プレイオフでは5試合に出場し、平均10.8分のプレイで1.2得点、1.2リバウンド、0.2アシスト、FG成功率16.7%、3P成功率20.0%にとどまった。
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