ポール・ピアース「今のリーグにはライバル関係がない」
今季限りで現役を引退するポール・ピアースは、ある懸念を抱えている。
それは、今のリーグにかつてのようなライバル関係がないということだ。
トッププレイヤーとしてキャリア18年を過ごしてきたピアースは、現在のリーグについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「今のリーグに以前ほどの闘争心があるとは思わない。10年前、スーパースターたちは互いに衝突したり、ライバル関係を構築してたよね。今のリーグにはもうライバル関係がない。ライバル関係に近いのは、ゴールデンステイトとクリーヴランドかな。彼らは素晴らしいライバルとなるだろう。だけど、個人的なライバル関係がない。コービー(・ブライアント)対レブロン(・ジェイムス)のようなね。個人的なライバル関係はもうないんだ」
「闘争心を持った80年代、90年代、2000年代初期の遺伝子を持つ人間はすでに失われたと思う。それが垣間見えるのは1人か2人かな。(ラッセル・ウェストブルック)とデマーカス・カズンズかもしれないね。だけど、ほとんどは姿勢が変わってしまった」
確かにかつてのようなトラッシュトークや激しいバトルは見られなくなったものの、これはルールの変更によるところも大きいだろう。
これも時代の変化と捉えるべきなのかもしれない。
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