デマーレ・キャロル「ラプターズは互いを信頼してなかった」
トロント・ラプターズはダマー・デローザンとカイル・ラウリーを中心としたオフェンスを構築してきた。
だが、両者にボールを託したことにより、チームアシストは激減。
このラプターズで2シーズンを過ごし、このオフのトレードでブルックリン・ネッツへ移籍したデマーレ・キャロルは、ラプターズのシステムに不満を感じていたようだ。
キャロルはラプターズについて次のように指摘。the Toronto Sunが伝えている。
「(ラプターズでは)ハッピーじゃなかった。(2年前の)俺と俺のエージェントは、チームのスタイルが変わるだろうと思ってた。チームプレイに重きを置くスタイルになると思ってた。だけどアイソレーションオフェンスが続いたんだ」
「アイソレーションオフェンスを長く続けてると、(ゲームは)難しくなる。トロントはアイソレーションオフェンスのチームだと思うよ」
「昨季については話すと、多くの男たちが互いを信頼してなかった。俺たちのチームには信頼性がすごく欠如してた。それが俺たちのステップアップを妨げたのさ」
アイソレーションオフェンスについては、チーム内でも問題となっていたが、大きな問題として捉えられていなかったという。
だが、ラプターズのドウェイン・ケーシーHCは先日、ダマー・デローザンをポイントガードのポジションでプレイさせ、よりボール回しやスペーシングに重きを置いたオフェンスに取り組むと発言した。
そのシステムが浸透するまで時間がかかるかもしれないが、来季は新たなラプターズを見ることができそうだ。
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