デリック・ローズ「数年前は暗闇にいた」
ルーキー・オブ・ザ・イヤーとレギュラーシーズンMVPを受賞するなど、デリック・ローズは素晴らしいキャリアを送っていた。
だが、前十字靭帯断裂など怪我を繰り返し、キャリアは低迷。
キャリア復活をかけて昨年夏にニューヨーク・ニックスへ移籍したが、かつてのような爆発力はほとんど見られなかった。
だが、それはメンタルが大きく影響していたのかもしれない。
王座奪還を狙うクリーヴランド・キャバリアーズに移籍したローズは、過去の自身について次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「数年前、俺は暗闇にいた。暗闇にいたことで、リベンジバスケットボールのようなプレイになってた。それは俺のバスケットボールじゃない」
「俺は競い合うことを楽しむ。だけど、復帰した時はただトップを取り戻そうとしてたし、みんなが間違ってることを証明しようとしてた。そうする意味はもうないんだ」
「自分のゲームをしないとね。リーグに入る前の俺は、みんながより簡単にプレイできるようにする人間だった。NBAは俺をスコアラーにした。ブルズでの1年目はスコアリングしなきゃいけなかった。ここでは俺のパス能力を見ることができると思うよ。俺の仕事はみんなをより簡単にプレイさせること。それと同時にアグレッシブにプレイし、ボールを持った時は常に脅威になることさ」
アイザイア・トーマスが復帰するまでの間、タイロン・ルーHCはローズを先発ポイントガードとして起用する見込みだ。
ルーHCはローズに「彼自身のゲームをしてもらいたい」とエールを送っているが、ローズは期待に応え、キャブスを牽引するポイントガードとなれるだろうか。
ローズにとって、2017-18シーズンはキャリアの分岐点となるかもしれない。
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