マイク・ダントーニHC カーメロ・アンソニーは「フィットしなかった」
ヒューストン・ロケッツのダリル・モレーGMは先日、カーメロ・アンソニーとの関係を解消したことを発表した。
ジェイムス・ハーデン、クリス・ポールに次ぐオフェンスオプションになることが期待されていたアンソニー。
だが、チームのシステムにフィットすることができなかった。
ニューヨーク・ニックス時代にアンソニーをコーチングした経験があるロケッツのマイク・ダントーニHCは、アンソニーについて次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
「パズルだ。ピースには違いがある。そのひとつはフィットしなかった。うまくいかなかった。我々はどのように機能するか見なきゃいけなかった」
「我々のスタイルは、おそらく彼のゲームの助けにならなかった。彼は犠牲を払おうとしてくれた。それは殿堂入りプレイヤーとしての彼に対してフェアじゃなかった。彼にとって良いことじゃなかったし、我々にとっても良いことじゃなかったんだ」
わずか10試合でロケッツを離れることになったアンソニー。
今後の去就に注目が集まるところだが、ボールムーブメントが重要視される昨今において、1on1オフェンスを持ち味とするアンソニーはスタイルの調整を余儀なくされるかもしれない。
なお、今季のアンソニーは10試合に出場し、平均29.4分のプレイで13.4得点、5.4リバウンド、0.5アシスト、0.4スティール、FG成功率40.5%、3P成功率32.8%を記録。
キャリアを通してデンバー・ナゲッツ、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、ロケッツでレギュラーシーズン通算1064試合に出場し、平均35.8分のプレイで24.0得点、6.5リバウンド、3.0アシスト、1.0スティール、FG成功率44.9%、3P成功率34.7%を記録している。
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