カワイ・レナード「負けたことを除いて気分が良い」
オフシーズン中のトレードでサンアントニオ・スパーズからトロント・ラプターズに移籍したカワイ・レナードが、移籍後初めてスパーズのホームであるAT&Tセンターに凱旋した。
スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは試合前日、ファンに対して「レナードを軽視するようなことはしてもらいたくない」と警鐘を鳴らしていたが、スパーズのファンはレナードに容赦なくブーイングを浴びせた。
だが、レナードにとってキャリア初となる凱旋試合は特別なものになったようだ。
レナードは古巣スパーズ戦を振り返り、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「ゲームに負けたことを除けば気分が良いね。健康な状態でコートを歩けることが嬉しいよ」
「過去は過去であり、俺は今でもプレイしてる。引退するその日まで、何が起きたかは考えない。俺たちがやってることの中で、前に進み、改善し続けるだけさ」
試合は序盤からスパーズのペースで進み、ラプターズに主導権を渡すことなく圧勝した。
試合後に旧友やポポビッチHCなどとハグを交わし、再会を楽しんだレナードにとって、特別な日になったのではないだろうか。
一方、レナードとのトレードでスパーズに移籍したデマー・デローザンは、キャリア初となるトリプルダブルを達成。
現地2月22日の対戦はデローザンの凱旋試合となるが、想定外のトレードで移籍することになったデローザンに対し、ラプターズファンは拍手を送ることだろう。
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