トバイアス・ハリス「ロッカールームに誰もいなかった」
ロサンゼルス・クリッパーズは昨日、シカゴ・ブルズとのアウェイゲームを5点差で制した。
今年に入って1勝しかあげていないブルズが相手だったため、クリッパーズとしてはもっと余裕のある展開を狙っていたことだろう。
だが、そうならなかったのは準備不足が影響したのかもしれない。
ドック・リバースHCによると、シカゴが大雪に見舞われたことにより、バス便が大幅に遅れたという。
第1便は余裕を持ってアリーナに到着したものの、第2便は到着まで約2時間かかり、第3便はティップオフ30分前に到着。
リバースHC、マーチン・ゴータット、エイブリー・ブラッドリー、ルー・ウィリアムスは第3便に搭乗したため、リバースHCは試合前のインタビューを欠席したというが、第1便に搭乗したトバイアス・ハリスは後続のバスがそういう事態に見舞われているとは思いもしなかったようだ。
ハリスはアリーナ到着時を振り返り、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「ヘッドホンで音楽を聴いてた。周囲を見回したら、誰もいなかったんだ」
「みんなメールをしてたから、ルーティンが少ししかできなかった。この教訓は『バスは第一便に乗れ』だね」
幸いにもティップオフには間に合ったが、ハリスはハラハラしながらチームメイトたちの到着を待っていたことだろう。
なお、リバースHCと共に第3便に搭乗したルー・ウィリアムスはウォームアップ不足を感じさせず、キャリア初となるトリプルダブルを達成。
ベンチプレイヤーが30得点以上でトリプルダブルを達成したのは、1970-71シーズンのデトレフ・シュレンプ以来の快挙となった。
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