ダーク・ノビツキー「今は一緒に過ごす時間が少ない」
スマートフォンが普及し、SNSが発展したことによって、ファンはプレイヤーたちをより身近に感じることができるようになった。
一方、問題行動などはすぐに拡散されてしまうというデメリットもあるが、キャリア21年目のダーク・ノビツキーは、SNSの発展がプレイヤー同士のコミュニケーションにも影響していると考えているのかもしれない。
ノビツキーは自身が過ごした過去とSNSの発展について次のようにコメント。bleacherreport.comが伝えている。
「インスタグラムやツイッターでフォロワーを持ち、クリックやイイねしてもらうことと勝つことが同程度かは分からない。ほとんどの人たちが電話を持ってなかった20年前に、俺は同意する」
「ソーシャルメディアのすべてを批判するつもりはないよ。俺たちは全員競技者だ。俺は勝ったり負けたりすることに俺の幸せのベースを置いてる。勝てば楽しかった。試合後は音楽を楽しんだ。負けたら腹を立てた。それが俺が幸せのベースにしてたことだ」
「コーチを待つ間、ロッカールームは会話をする場所だった。今、15人の男たちはそれぞれの電話を見てる。一緒に過ごす時間が少なくなってしまったんだ」
NBAコミッショナーのアダム・シルバーは先日、ソーシャルメディアが多くのプレイヤーに影響を及ぼし、不幸に陥ることがある点を危惧するコメントを発表した。
とはいえ、この状況がすぐに変わることはないだろう。
SNSでファンとの交流を楽しむことも大切であろうが、それに気を削ぐことなく、勝利のために突き進んでもらいたいところだ。
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