ウェスタン・カンファレンス2位でプレイオフに進出したデンバー・ナゲッツは、ポートランド・トレイルブレイザーズとのカンファレンスセミファイナル第1戦を白星で飾り、カンファレンスファイナル進出へ向けて好スタートを切った。

チームの勝利に大きく貢献したのが、オールスタービッグマンのニコラ・ヨキッチだ。

ヨキッチはカンファレンスセミファイナル第1戦で37得点、9リバウンド、6アシスト、3スティール、2ブロックショットを記録。

プレイオフを通してトリプルダブルに迫る平均スタッツをマークしており、ナゲッツ躍進の鍵となるプレイを続けている。

このパフォーマンスに、チームメイトのポール・ミルサップも驚いているようだ。

ヨキッチのパフォーマンスについて、ミルサップは次のようにコメント。ESPNが伝えている。

「彼は周りがどうプレイしてるのか、彼に対してどうディフェンスしてるのかを理解してる。毎回適切なプレイをしてる。クオーターバックのようだね。彼は（NFLの）トム・ブレイディみたいだ」

「彼が現時点のキャリアで、このステージでやっていることを称賛しよう。信じられないほどだ」

まだ24歳と若く、さらなる成長が期待されるヨキッチ。

これまでにないタイプのセンタープレイヤーとして、さらなるパフォーマンスを見せてもらいたい。

なお、今季のヨキッチはレギュラーシーズン80試合に出場し、平均31.3分のプレイで20.1得点（キャリアハイ）、10.8リバウンド（キャリアハイ）、7.3アシスト（キャリアハイ）、1.4スティール（キャリアハイ）、FG成功率51.1％、3P成功率30.7％（キャリアワースト）、フリースロー成功率82.1％を記録。

プレイオフでは8試合に出場し、平均37.9分のプレイで24.9得点、11.8リバウンド、8.8アシスト、1.5スティール、FG成功率50.3％、3P成功率37.1％、フリースロー成功率90.9％を記録している。