クレイ・トンプソンはウォリアーズで問題児だった?
クレイ・トンプソンはすべてのNBAキャリアを過ごしたゴールデンステイト・ウォリアーズを離れ、サイン&トレードでダラス・マーベリックスに移籍することとなった。
ウォリアーズにとってトンプソンの移籍は大きな痛手だろうが、ロッカールームの和という観点では良いことなのかもしれない。
ウォリアーズの番記者を務めるジェイソン・デュマスによると、トンプソンはウォリアーズのロッカールームで褒められないような言動を繰り返していたという。
デュマス記者はトンプソンについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ここ3年を振り返ると、ドレイモンド(・グリーン)が人々にパンチしたり、出場停止処分を科されたりした。
クレイは同じように舞台裏で人々を疲弊させてきた。
騒ぎにはなっていない。
あまり騒ぎにはなっていない。
なぜなら、誰かの胸を踏みつけたわけではないからね。
もし彼がベンチで物を投げつけたり、ふてくされていたり、コートでもそういったことをやったりしていれば、練習中はどうだと思う?
ロッカールームではどうだと思う?
居心地が悪くなるよね。
そういうことだ。
ドレイモンド・グリーンのように大騒ぎにならなかっただけだ。
トンプソンが不機嫌になる様子は何度か報じられていた。
昨季は役割が減少したのだから、トンプソンは特に不機嫌になっていたのかもしれない。
ウォリアーズはトンプソンを再契約した場合、ブランドン・ポジェムスキーのバックアップとして起用することを予定し、トンプソンはそれに納得できなかったと噂されているが、トンプソンはマブスの一員として前に進み続けることだろう。
なお、トンプソンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 77 | 793 |
MP | 29.7 | 32.6 |
PTS | 17.9 | 19.6 |
TRB | 3.3 | 3.5 |
AST | 2.3 | 2.3 |
STL | 0.6 | 0.9 |
TO | 1.5 | 1.7 |
FG% | 43.2% | 45.3% |
3P% | 38.7% | 41.3% |
FT% | 92.7% (キャリアハイ) | 85.8% |