ジャズがラウリ・マルカネンのトレードに積極的になる理由とは?
ユタ・ジャズのNBAスター、ラウリ・マルカネンには、トレードの噂が浮上している。
サイズとスコアリングに定評あるマルカネンには多くのNBAチームが関心を持っているというが、ジャズは一時マルカネンをロスターに維持すると報じられていた。
だが、ここ最近はトレードの可能性が高まりつつある。
では、なぜジャズがマルカネンをトレードで放出する可能性が高まっているのだろうか?
larrybrownsports.comによると、来年のNBAドラフトが豊作であることと、マルカネンの契約があと1年残っていることが、トレードの可能性を高めているという。
ジャズは来年のNBAドラフトトップ10ピックを保有している。
だが、もしマルカネンをロスターに維持した場合、想定以上に勝ってしまい、有利な指名順を得られない可能性がある。
また、マルカネンは現地8月6日から延長契約を結ぶことができるようになるが、もし延長契約に応じなかった場合、ジャズは来年夏に見返りを得ることなくマルカネンを失ってしまう恐れがある。
現地8月6日に延長契約を結んだとしても、6ヶ月間はトレードすることができない。
シーズン中のトレード期限は現地2月6日であるため、その日しかトレードできない。
それだけでなく、マルカネンが延長契約に応じない可能性も想定しなければならないだろう。
さまざまなシナリオが複雑に絡み合っている中、果たしてジャズはどのような決断を下すのだろうか?
なお、マルカネンをトレード市場に出す場合、ジャズは少なくともNBAドラフト1巡目指名権を含めたトレードパッケージを要求すると見られている。