ジョシュ・ハートがNBAの契約のルールに不満「彼にオファーできるのはこれだけ?」
ニューヨーク・ニックスで飛躍のシーズンを送ったアイザイア・ハーテンシュタインは、オクラホマシティ・サンダーと契約した。
ニックスはハーテンシュタインとの再契約を望んでいたものの、アーリーバード権によりハーテンシュタインにオファーできるのは4年7250万ドルが最大。
その結果、ハーテンシュタインは3年8700万ドルの契約でオクラホマシティ・サンダーへ移籍することとなった。
ジョシュ・ハートによると、選手を育てたチームが他のチームより不利な契約しかオファーできないのはおかしいという。
ハートはハーテンシュタインの移籍を受け、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
このような状況において、自分たちの選手と契約する条件に制限を設けるべきではないんじゃないかな。
彼は2年1600万ドルの契約を結び、チームメイトたちのための、コーチたちのために、チームのシステムの下で良いプレイをした。
(チームは)選手の育成に力を尽くしたのだから、報われるべきだ。
彼にどんなオファーを出しても良いはずだ。
僕たちは本当に良いプレイをしたし、彼も良いプレイをした。
それなのに、彼にオファーできるのはこれだけ?
バカげている。
ニックスにビッグマンと呼べる選手はミッチェル・ロビンソンとジェリコ・シムズしかいない。
ロビンソンの怪我の歴史は誰もが知るところであり、シムズはまだ十分な実績を残していないため、ニックスとしてはハーテンシュタインをロスターに残したかったところだろう。
ニックスはミカル・ブリッジズの獲得に成功したものの、もしビッグマンを補強しない場合、インサイドで厳しい戦いを強いられることになりそうだ。