賭博に加担したジョンテイ・ポーターがギリシャでのプロキャリア続行を要求
NBAは今年4月、当時トロント・ラプターズに所属していたジョンテイ・ポーターに対し、永久追放処分を言い渡した。
ポーターが賭博に加担したことが明らかになったためだ。
ポーターはその後、賭博に加担したことを法廷で認めたわけだが、ポーターはバスケットボールで収入を得るべく海外への渡航と居住を要求している模様。
thescore.comによると、ポーターの弁護士を務めるジェフ・ジェンセンは連邦裁判所に対し、ポーターが保釈条件の一部を変更してアメリカのパスポートを取り戻し、ギリシャのパトラスに居住できるよう要求する書簡を送ったという。
もし許可が下りた場合、ポーターはギリシャのクラブチームであるプロミセアスBCと契約するとしている。
ジェンセン弁護士によると、連邦裁判所はポーター陣営の要求に反対していないという。
ポーターに対する判決は現地12月18日に予定されており、ポーターは25万ドルの保釈金を支払ったことにより判決が出るまで釈放されている。
なお、検察はポーターに対し、3年半から4年強程度の懲役刑が下す可能性があると見ていると報じられている。
ギャンブル依存症であることを明かしたポーターは現在、リハビリのために入院している。
ギリシャに移った場合、当然ながら退院しなければならない。
だが、ジェンセン弁護士によると、治療はオンラインでも受けることができるため、ギリシャへの移住に問題はないという。
また、ジェンセン弁護士はギリシャのクラブチームがポーターのためにカウンセリングを用意していると明かした。
ポーターの妻は出産を控えているというが、果たしてポーターはプロバスケットボールキャリアを続けることができるだろうか?