ドイツ代表の旗手に選出されたデニス・シュルーダー「正気とは思えない」
ドイツ代表の一員としてパリオリンピックに出場するデニス・シュルーダーは、ドイツ代表の旗手に選出された。
オリンピックという大舞台で国を代表して国旗を持つことは大きな栄誉だ。
もちろんシュルーダーもドイツ代表の旗手に選出されたことにひどく興奮しているという。
シュルーダーはドイツ代表の旗手を務めることについて質問されると、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
正気とは思えない。
僕の経歴を踏まえるとね。
僕の母は(アフリカの)ガンビア出身で、僕はドイツでダークスキンとして育った。
大人になるまで大変なこともあった。
ドイツを代表できるのはクレイジーだ。
僕と僕の家族にとってだけでなく、同じような経歴を持つ人々にとっても素晴らしいことさ。
オリンピックでドイツ代表の旗手をバスケットボール選手が務めるのは、NBAレジェンドのダーク・ノビツキーに次ぐ2人目。
ノビツキーは2008年の北京オリンピックでバスケットボール選手として初めてドイツ代表の旗手を務めた。
なお、パリオリンピックではレブロン・ジェイムスがアメリカ合衆国の旗手を、ヤニス・アンテトクンポがギリシャの旗手を、シュルーダーがドイツの旗手を務める。