グラント・ヒルがジェイレン・ブラウンをチームUSAに招聘しなかった理由を明かす「僕も陰謀説が大好きだが・・・」
チームUSAはカワイ・レナードが離脱した後、昨季NBA王者ボストン・セルティックスのデリック・ホワイトを招聘した。
だが、セルティックスをNBAチャンピオンに導き、ファイナルMVPに選出されたジェイレン・ブラウンはそれに不満を持ち、オリンピック最大のスポンサーのひとつであるナイキの陰謀説を示唆。
チームUSAのマネージングディレクターを務めるグラント・ヒルは「バスケットボールによる決定」とし、ナイキの陰謀説を一蹴したが、改めてこの件に言及した模様。
ヒルは先日、ブラウンを招聘しなかったことについて次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
彼のエージェントとは話をした。
ツイッターで話題になる前だったか後だったかは分からない。
陰謀説があるという話があるよね。
僕も良い陰謀説は大好きだ。
ただ、今回の件についてはバスケットボールの決定だった。
難しい決定だった。
FIBAの大会での経験があるから、適切なバランス、適切なピースを見つけたいんだ。
彼(ブラウン)が良くなかったというわけではないよ。
リストには多才な選手がたくさんいる。
ふさわしい選手がたくさんいる。
だが、我々の状況を踏まえると、正しい決定だったと思う。
デリック・ホワイトは金メダルを追い求める我々を助けてくれる。
僕はそう思っているんだ。
今回のチームUSAはロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスやフェニックス・サンズのケビン・デュラントなどスコアリングオプションを豊富に抱えている。
そのためチームUSAとしてはスコアリングオプションではなく、ディフェンシブオプションを加えたかったところだろう。
いずれにせよ、ブラウンの不満が解消されることはなさそうだ。