スティーブ・カーHCがデビン・ブッカーを先発起用し続ける理由とは?
チームUSAを指揮するスティーブ・カーHCは、パリオリンピック前のエキシビジョンマッチでさまざまなスターティングラインナップを試した。
その中でスターターに固定したのはロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムス、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード。
だが、パリオリンピック本番ではジェイムス、カリー、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーをスターターに固定している。
では、カーHCはなぜブッカーをスターターとして起用し続けているのだろうか?
カーHCはブッカーを先発起用している理由について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
NBAでの役割からここでの新しい役割に最も順応したのは、おそらく彼だ。
彼はNBAでビッグスコアラーとして活躍している。
だが、東京オリンピックではオンボールディフェンダーの役割、ボールを回す役割にうまく順応し、彼がコートにいるとオフェンスが機能した。
ディフェンスも本当に良い。
だから彼が全試合に先発出場しているんだ。
どの組み合わせにもうまくフィットしているんじゃないかな。
ブッカーはパリオリンピック2試合でチームUSA最長となる平均出場時間24.0分を記録している。
それがカーHCの信頼の表れと言えるだろうが、ブッカーは残りの試合にもスターターとして出場し、チームUSAの勝利に貢献することだろう。
なお、ブッカーのグループステージのスタッツは以下の通りとなっている。
– | SRB | SSD |
---|---|---|
MP | 26 | 22 |
PTS | 12 | 10 |
TRB | 2 | 1 |
AST | 5 | 6 |
STL | 2 | 1 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 0 | 2 |
FG% | 66.7% (4/6) | 66.7% (4/6) |
3P% | 80.0% (4/5) | 50.0% (1/2) |
FT% | – | 100% (1/1) |
+/- | +8 | +9 |