レブロン・ジェイムスが大逆転勝利について「大きな勝利」
パリオリンピック金メダル最有力候補のチームUSAは準決勝でセルビア代表に勝利し、決勝進出を決めた。
この日のチームUSAは一時17点のビハインド、第3Q終了時点で13点のビハインドを強いられたものの、オリンピック史上初のトリプルダブルを2度記録したレブロン・ジェイムス、オリンピック記録にあと1本に迫る3ポイント9本を決めたステフィン・カリー、19得点を記録したジョエル・エンビードの活躍により大逆転勝利。
16得点、12リバウンド、10アシストを記録したジェイムスは試合後、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
忍耐、ハードワーク、献身だ。
シェフ・カリー、ジョエル・‘プロセス’・エンビード。
僕たちにとって大きな勝利だった。
チャレンジになることは分かっていた。
これまでで最もタフなゲームになることは分かっていた。
まさに総力戦だった。
僕は常にアグレッシブにプレイし、チームのためにプレイし、コート上であらゆることを少しずつこなすように努めている。
チームメイトたちは僕を信じてくれている。
僕は彼らのためにやり抜くことができた。
僕は試合後、チームメイトたちにこう伝えたんだ。
「試されるのは良いことだ。素晴らしい試練だった。僕たちの最終目標まであと1勝だ」とね。
フランスとの対戦を楽しみにしている。
僕は39歳、(NBAで)22シーズン目だ。
このように何かをかけて戦える機会と瞬間があと何回あるか分からない。
今夜はビッグゲームだった。
チームUSAが金メダルをかけて戦うのは、決勝トーナメントに入って以降躍進しているフランス代表だ。
カナダ代表とドイツ代表を下して決勝に勝ち上がったフランス代表について、ジェイムスは次のように語った。
スーパーコンペティティブだ。
君たちも知っての通り、彼らは何年も一緒にプレイしている。
ウェンビー(ビクター・ウェンバンヤマ)にとっては初めてのオリンピックだが、あのチームはしばらく一緒にプレイしている。
彼らは観客にものすごく後押しされている。
彼らとの対戦が楽しみだ。
チームUSAはこれまで相手を圧倒して勝ち上がってきた。
だが、セルビア代表戦は世界のレベルが高まっていることが実感できるゲームとなった。
ジェイムスをはじめチームUSAの選手たちにとって、セルビア代表戦は決勝に向けて良い刺激になったに違いない。
なお、ジェイムスのセルビア代表戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | SRB |
---|---|
MP | 32:19 |
PTS | 16 |
TRB | 12 |
AST | 10 |
STL | 1 |
BLK | 0 |
TO | 2 |
FG% | 66.7% (6/9) |
3P% | 50.0% (2/4) |
FT% | 66.7% (2/3) |
+/- | +14 |