フランス代表は地元開催のパリオリンピックで決勝戦に進出したものの、金メダルをかけた決勝戦でNBAスターたちを擁するアメリカ代表に敗れ、銀メダルに終わった。

35歳のベテランフォワード、ニコラス・バトゥームは、これまで以上のモチベーションを持って決勝戦に臨んでいたのかもしれない。

バトゥームはアメリカ代表に敗れた後、フランス代表を引退することを明かしたという。バトゥームのコメントをbasketnews.comが伝えている。

このユニフォームを着るのはこれが最後だ。

15年間を通してワールドカップに4度、ユーロバスケットに4度、オリンピックに4度出場した。

やるべきことはやった。

メダル7個だ。

満足しているよ。

バトゥームはフランス代表の一員として2011年のユーロバスケットで銀メダル、2013年のユーロバスケットで金メダル、2014年のワールドカップで銅メダル、2015年のユーロバスケットで銅メダル、2019年のワールドカップで銅メダル、2020年の東京オリンピックで銀メダル、そして今回のパリオリンピックで銀メダルを獲得した。

偉大な代表キャリアを送ったバトゥームは、フランスのバスケットボール界で語り継がれるレジェンドになるに違いない。

なお、バトゥームのパリオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。

–	パリ五輪
G	6
MP	30.3
PTS	7.7
TRB	4.2
AST	2.7
STL	0.5
BLK	0.8
TO	1.3
FG％	43.2％
3P％	32.0％
FT％	85.7％