ケビン・デュラントが現役引退について「より考えるようになった」
フェニックス・サンズのNBAオールスターフォワード、ケビン・デュラントは、チームUSAの一員として出場したパリオリンピックでも非凡なスコアリング能力を発揮し、金メダル獲得に貢献した。
デュラントは35歳という年齢ながら今も世界トップクラスのスコアラーであることを証明したと言えるだろうが、引退の2文字がちらつき始めているようだ。
現地11日に番組にゲスト出演したデュラントは現役引退について質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
僕はこのリーグで歳を重ね、リーグはどんどん若返っている。
引退についてより考えるようになった。
「引退のことを考えるのはやめるべきか?何なんだ?」という感じさ。
ただ、確かに脳裏にあるよ。
デュラントは先日、「車輪が外れるまでプレイし続ける」と語っていた。
だが、衰えと若手選手たちの台頭を実感しているのかもしれない。
とはいえ、サイズと高精度のシュートがあるデュラントは、今もNBAでアンストッパブルなスコアラーのひとりだ。
デュラントが今のパフォーマンスレベルを維持できている限り、現役を退くことはないだろう。
そう願いたいところだ。
なお、デュラントの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 75 | 1061 |
MP | 37.2 | 36.7 |
PTS | 27.1 | 27.3 |
TRB | 6.6 | 7.0 |
AST | 5.0 | 4.4 |
STL | 0.9 | 1.1 |
BLK | 1.2 | 1.1 |
TO | 3.3 | 3.2 |
FG% | 52.3% | 50.1% |
3P% | 41.3% | 38.7% |
FT% | 85.6% | 88.4% |