元NBAスターのギルバート・アリーナスがパリオリンピックMVPのレブロン・ジェイムスを擁護「投票したのはアメリカの委員会ではない」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターフォワード、レブロン・ジェイムスは、パリオリンピックのMVPに選出された。
だが、パリオリンピックのMVPにジェイムスではなくステフィン・カリーを推す声も少なくない。
しかし、元NBAスターのギルバート・アリーナスによると、投票は偏見なく行われたのであり、ジェイムスはMVPに値するという。
アリーナスはジェイムスのオリンピックMVP選出に否定的な声を受け、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
アメリカの委員会が投票したわけではない。
だから、偏見はない。
君たちは最後の2分間だけを取り上げ、それがオリンピック全体であったかのように見せようとしているだけだ。
カリーはフランス代表との決勝戦最終盤で支配力あるパフォーマンスを見せ、チームUSAを金メダル獲得に導いた。
また、セルビア代表との準決勝でも9本の3ポイントを決めて勝利に貢献するなど、この2試合について言えばMVPに値するパフォーマンスだった。
だが、オリンピック全体を通して見ると、やはりジェイムスのほうがふさわしかったと言えるだろう。
いずれにせよ、ジェイムスとカリーはこのような議論は望まないに違いない。
なお、ジェイムスとカリーのパリオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | L・ジェイムス | S・カリー |
---|---|---|
G | 6 | 6 |
MP | 24.5 | 23.3 |
PTS | 14.2 | 14.8 |
TRB | 6.8 | 3.2 |
AST | 8.5 | 2.5 |
STL | 1.3 | 0.7 |
BLK | 0.3 | 0.0 |
TO | 4.0 | 1.7 |
FG% | 66.0% (35/53) | 50.0% (30/60) |
3P% | 30.8% (4/13) | 47.8% (22/46) |
FT% | 73.3% (11/15) | 100% (7/7) |