パオロ・バンケロがNBAキャリア2年目を振り返る「ある意味始まり」
オーランド・マジックのパオロ・バンケロは、NBAキャリア2年目の昨季を飛躍のシーズンとした。
NBAオールスターに初めて選出され、マジックをNBAプレイオフ進出に導いたバンケロ。
このオフシーズン中にロサンゼルス・レイカーズとデンバー・ナゲッツでNBAタイトルを獲得した経験を持つケンテイビアス・コールドウェル・ポープを獲得したマジックにはさらなる躍進が期待されているが、バンケロもマジックのポテンシャルの高さを感じているようだ。
バンケロはNBAキャリア2年目を振り返り、次のようにコメントしたという。thescore.comが伝えている。
初めてオーランドに来た時、チームはほとんど期待されていなかった。
僕には大きな期待が集まっていた。
僕はその期待をチームに広げたかった。
チームを成功させたかった。
ファンに戻ってきてもらいたかった。
観戦しにきてもらいたかった。
だから、ファン層が拡大し、組織が成長し、僕たちがより真剣に取り組んでプレイオフに進出できたのは素晴らしいことさ。
ただ、今は成功のスタート段階のようなものであり、成功を喜ぶ段階に移行する時だと思う。
イースタン・カンファレンスとリーグにおいて、知られるチームになろうとしている。
簡単にはいかないだろう。
それは分かっている。
僕たち全員が分かっている。
だが、僕たちはその準備ができていると思う。
最後に振り返ってみると、2年目の昨季はある意味始まりだったと思うんじゃないかな。
何かスペシャルなことを成し遂げるスタートだったんだと思うだろうね。
マジックがNBAプレイオフに進出するのは、2020年以来初だった。
イースタン・カンファレンスには昨季NBA王者のボストン・セルティックスやNBAオールスターフォワードのポール・ジョージを獲得したフィラデルフィア・セブンティシクサーズなど強豪チームが多い。
果たしてマジックは彼らを上回り、来季をさらなる飛躍のシーズンとすることができるだろうか?
なお、バンケロのNBAキャリア1年目と2年目のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | 2023-24 |
---|---|---|
G | 72 | 80 |
MP | 33.8 | 35.0 |
PTS | 20.0 | 22.6 |
TRB | 6.9 | 6.9 |
AST | 3.7 | 5.4 |
STL | 0.8 | 0.9 |
BLK | 0.5 | 0.6 |
TO | 2.8 | 3.1 |
FG% | 42.7% | 45.5% |
3P% | 29.8% | 33.9% |
FT% | 73.8% | 72.5% |