ジョエル・エンビードとポール・ジョージを結びつけたのは元NBA選手クインシー・ポンデクスター?
NBAオールスターフォワードのポール・ジョージは、このオフシーズン中にフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍し、元MVPのジョエル・エンビードとチームアップした。
エンビードはジョージを熱心にリクルートしたというが、そうすることができたのは元NBA選手のクインシー・ポンデクスターがいたからなのかもしれない。
ポンデクスターによると、エンビードとジョージが交流を持つきっかけとなったのは彼だったという。ポンデクスターのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
ジョエルは僕の親友のひとりだ。
ジョエルは僕を通してポールの電話番号をゲットし、リクルートし始めた。
この件についてシクサーズがどの程度知っているかは分からない。
だが、こう言いたくはないが、最も大きな要因のひとつは僕が「ジョエル、ジョージをリクルートし続けろ。彼に接触し、話さなければならない。どんなことでもやらなければならない」と言ったことだ。
ジョエルが諦めた時があった。
ジョエルは「彼(ジョージ)は来ない。彼はフィリーに来ない。チャンスはない」と言っていた。
僕はP(ジョージ)の友人たちに電話をしたのだが、彼らはこう言っていた。
「Q(ポンデクスター)、信じてくれ。大きなチャンスはある。君たちは正しいことをしている」とね。
シクサーズはジョージを獲得したことにより、ジョージ、エンビード、タイリース・マキシーというNBAオールスターを3選手擁するチームに生まれ変わった
近年のNBAでは「ビッグ3はうまくいかない」と囁かれることがあるものの、ジョージ、エンビード、マキシーはポジションが被らない。
最も懸念されるのは怪我だろうが、いずれにせよエンビードはポンデクスターに感謝しているに違いない。
なお、ポンデクスターは現在、南カリフォルニア大学でアシスタントコーチとして働いている。