デマー・デローザンがラプターズからのトレードを振り返る「2週間くらい誰とも話さなかった」
2009年のNBAドラフト9位でトロント・ラプターズに入団したデマー・デローザンは、チームの顔として活躍し続けていた。
だが、ラプターズでNBAキャリア9年を過ごした後、カワイ・レナードを含むトレードでサンアントニオ・スパーズへ移籍。
マサイ・ウジリGMがデローザンに「君をトレードするつもりはない」と伝えた直後の出来事だっただけに、デローザンはひどく失望していたのかもしれない。
デローザンは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
トレードされた時、僕は2週間くらい誰とも話さなかった。
電話にも出なかった。
ものすごく怒っていた。
傷ついた。
嘘じゃないよ。
だが、ある日ポップ(グレッグ・ポポビッチHC)から電話があって、こう言われたんだ。
「我々は君のためにトレードしたんだ」とね。
その言葉が心に響き、僕は「ああ、彼には一理あるな」と思ったんだ。
デローザンは3シーズンをスパーズでプレイした後、トレードでシカゴ・ブルズへ移籍。
そしてブルズで3シーズンを過ごした後、この夏のトレードでサクラメント・キングスへ移籍した。
デローザンはラプターズでNBAタイトルを獲得することができなかったが、新天地キングスでNBAタイトルを獲得すべくこれまで以上のパフォーマンスを見せてくれるだろう。