グリズリーズの2ウェイ契約選手でスタンダード契約を勝ち取る可能性が高い選手とは?
NBAプレイオフ復帰を目指すメンフィス・グリズリーズは先日、ママディ・ディアキテをウェイブした。
これによりグリズリーズのロスターでスタンダード契約を結んでいるのは14選手となった。
つまり、グリズリーズはスタンダード契約の選手をあとひとり追加することができる。
グリズリーズには新たに選手を獲得する、不足の事態やトレードなどに備えて1枠空けたままにしておく、2ウェイ契約の選手とスタンダード契約を結ぶという3つの選択肢があるが、グリズリーズはキャップスペースに余裕がないため、現時点では1枠空けたままにしておく可能性が高い。
とはいえ、スタンダード契約の選手を追加する可能性はゼロではない。
では、もし2ウェイ契約の選手とスタンダード契約を結ぶ場合、どの選手が有力候補となるのだろうか?
commercialappealによると、もしグリズリーズが2ウェイ契約の選手を昇格させるなら、ポイントガードのスコッティ・ピッペンJrとセンターのジェイ・ハフが有力候補となるという。
ピッペンJrとハフが2ウェイ契約を結べるのは来季が最後となる。
一方、ルーキーのキャム・スペンサーは来季以降も2ウェイ契約を結ぶことができるため、ピッペンJrとハフが優先されるのは間違いないだろう。
とはいえ、グリズリーズのロスターを見ると、ジャ・モラント、マーカス・スマート、デリック・ローズと、ポイントガードのポジションには厚みがある。
また、ジャレン・ジャクソンJr、ザック・イディー、サンティ・アルダマ、ブランドン・クラークなどインサイドでプレイできる選手も多いため、現時点で2ウェイ契約の選手を昇格させる可能性は低いと言えるかもしれない。
なお、グリズリーズの現在のロスターは以下の通りとなっている。
選手 | キャリア | 備考 |
---|---|---|
サンティ・アルダマ | 3 | 2025年制限付きFA |
デズモンド・ベイン | 4 | 2029年完全FA |
ブランドン・クラーク | 5 | 2027年完全FA |
ザック・イディー | 0 | 2026年チームオプション |
ジェイ・ハフ | 3 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
GG・ジャクソン | 1 | 2026年チームオプション |
ジャレン・ジャクソンJr | 6 | 2026年完全FA |
ルーク・ケナード | 7 | 2025年完全FA |
ジョン・コンチャー | 5 | 2027年完全FA |
ジェイク・ラレイビア | 2 | 2024年チームオプション |
ジャ・モラント | 5 | 2028年完全FA |
スコッティ・ピッペンJr | 2 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
デリック・ローズ | 16 | 2025年完全FA |
マーカス・スマート | 10 | 2026年完全FA |
キャム・スペンサー | 0 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
ジェイレン・ウェルズ | 0 | 2027年チームオプション |
ビンセント・ウィリアムスJr | 2 | 2026年チームオプション |