ナゲッツのアシスタントコーチがニコラ・ヨキッチについて「セルビアの人々は彼の素晴らしさを認識していなかった」
デンバー・ナゲッツでアシスタントコーチとして働いているオグニエン・ストヤコビッチは、この夏に開催されたパリオリンピックにセルビア代表のコーチとして参加した。
ニコラ・ヨキッチ擁するセルビア代表は準決勝でNBAスターたちを擁するアメリカ代表に惜敗したものの、3位決定戦でドイツ代表に快勝。
昨年夏のFIBAバスケットボールワールドカップの決勝でドイツ代表に敗れたセルビア代表にとって会心のリベンジとなったが、ヨキッチはワールドカップに出場していなかっただけに、ヨキッチの価値を証明した結果になったとも言えるだろう。
ストヤコビッチACによると、セルビアの人々はこれまでヨキッチがどれほど偉大なバスケットボール選手なのかを理解していなかったという。ストヤコビッチACのコメントをeurohoops.netが伝えている。
僕がまず感じたのは、ニコラがどれほど素晴らしいバスケットボール選手なのかということをセルビアの人々が認識していなかったということだ。
代表チームで何かを勝ち取らなければ、たとえどこで成功したとしても、代表チームで勝ち取った選手と比べると評価されない。
ニコラはリオ(オリンピック)で銀メダルを勝ち取った。
ただ、当時は今ほど重要な役割を担っていたわけではなかった。
人々はようやく彼がどれほど素晴らしい選手なのかということに気付き始めたんじゃないかな。
順位は付けたくない。
チームスポーツにおいて、個人の順位は意味を成さない。
彼が史上最高のバスケットボール選手のひとりかって?
間違いない!
その主な理由は、彼が勝ち取ったもの、成し遂げてきたこと、彼のスタッツに加え、彼がバスケットボールを変えたことだ。
革命的な選手は、誰もがスペシャルだ。
彼はそのカテゴリの中にいる。
ヨキッチはセルビア代表でも優れたプレイメイクとスコアリング能力を発揮し、トリブルダブルに迫る平均スタッツを残した。
ヨキッチの圧倒的なパフォーマンスを目撃したセルビアの人々は、ますますヨキッチに注目するに違いない。
なお、ヨキッチのパリオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
G | 6 |
MP | 32.5 |
PTS | 18.8 |
TRB | 10.7 |
AST | 8.7 |
STL | 2.0 |
BLK | 1.0 |
TO | 2.5 |
FG% | 53.8% |
3P% | 16.7% |
FT% | 72.7% |