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ウィリー・コーリー・ステインがメンタルヘルスの問題を悪化させた原因とは?「友人3人が襲撃されたこと」

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ウィリー・コーリー・ステインがメンタルヘルスの問題を悪化させた原因とは?「友人3人が襲撃されたこと」

2015年のNBAドラフト6位でサクラメント・キングスに入団したウィリー・コーリー・ステインには、リーグを代表するビッグマンのひとりへの成長が期待されていた。

だが、MIP候補に挙がった2018-19シーズン終了後に最低額をわずかに上回る契約でゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍すると、その後のNBAキャリアは右肩下がり。

そしてダラス・マーベリックスとフィラデルフィア・セブンティシクサーズでプレイした2021-22シーズンを最後にNBAを離れた。

そうなってしまった最大の要因は、メンタルヘルスの問題だったようだ。

basketnews.comによると、コーリー・ステインが借りていた家に友人3人がいた時、真夜中に銃撃され、それがメンタルヘルスの問題を悪化させたという。

それがメンタルヘルスの悪循環の始まりだった。

それと同時にバスケットボールにも取り組まなければならなかった。

ひどい契約で新しいチーム(ウォリアーズ)に移籍し、それから妻が妊娠した。

奇妙なことがたくさん起こり、大きな変化も重なった。

だから、現実から逃げようとして鎮痛剤を服用するようになったんだ。

薬をたくさん服用していた。

いつも寝ていた。

起きていたとしても、ぼんやりしていた。

正しいやり方で対処していなかった。

(骨肉腫で他界した)祖母にさよならを言うこともできなかった。

彼女ともっと一緒に過ごすことができただろうし、FaceTimeでもっと話せただろうし、最後に彼女のためにいろんなことができたはずだ。

それなのに、まったく逆のことをしてしまった。

僕は臆病者だった。

彼女と話すたびに、彼女の状態が悪化しているように見えたんだ。

僕はそんな彼女を見たくなかった。

コーリー・ステインによると、一般的に使用されるオピオイド鎮痛薬を服用しているつもりだったが、その錠剤は偽物であり、モルヒネの50~100倍、ヘロインの50倍の効力があるとされ、死に至る可能性があるフェンタニルが混入した薬物を服用していたことが分かったという。

リハビリセンターを訪れるまでそのことを知らなかった。

僕は妻を見て、「なんということだ」と言った。

なぜなら、それまで薬物を摂取したことがない子どもたちがパーティーでオピオイド鎮痛薬を服用したら、実際はフェンタニルが含まれていたため死んだという話をよく聞いているからね。

たっだ1錠だ。

チームは僕にエネルギーも愛も個性もないことに気付いた。

僕には何もなかった。

薬が僕からすべてを奪ったんだ。

NBAチームと契約できなかったコーリー・ステインはGリーグのチームで1シーズンを過ごすと、昨季はイタリアのクラブチームでプレイした。

九死に一生を得たコーリー・ステインがバスケットボールキャリアと人生を取り戻すことを祈るばかりだ。

なお、コーリー・ステインの2021-22シーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

2021-22NBAキャリア
TMDAL
PHI
SAC
GSW
DAL
PHI
G20422
MP9.222.0
PTS1.78.7
TRB2.05.9
AST0.51.4
STL0.30.8
BLK0.20.8
TO0.40.9
FG%45.7%54.4%
3P%50.0%18.8%
FT%50.0%61.2%

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