ドレイモンド・グリーンがジャッジに文句を言う高校生たちを叱責「君たちは何も成し遂げていない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは先日、将来が期待される高校生たちとピックアップゲームでプレイした。
しかし、グリーンは高校生たちの態度に我慢ならなかったようだ。
グリーンはゲームを終えた後、ファウルをコールされたことに対して文句を言い続けた選手たちを厳しく叱責したという。グリーンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
若い選手がよくやるように、君たちはゲームを追いかけている。
コートに出た時に「3ポイントを決めなきゃ」と思ってやっているが、誰もステフ・カリーではない。
誰でも3ポイントを撃つことができるし、君たちはよくやっている。
だが、立て続けに3回もファウルをコールされた。
そのたびに文句を言っている。
僕は何度もテクニカルファウルをコールされている。
その点で言うと、僕も最悪だ。
だが、僕はテクニカルファウルのせいで250万ドルも失っている。
ここにいる誰にとっても大金だろう。
おそらく僕の母親が一生で稼いだ金額の50倍くらいだ。
僕はその代償を支払ってきた。
君たちは何をやっているんだ?
なぜコールに文句を言うんだ?
ピックアップゲームだ。
なぜだ?
君たちの中に何かを成し遂げたヤツはいるのか?
率直に言うと、君たちの誰かが何かを成し遂げたとは僕は思わない。
それが僕の考えだ。
高校には優秀な選手がたくさんいる。
だが、僕より上のランクだった男たちは今どこにいるんだ?
そんなことをやっても意味がない。
つまり、君は現時点では優秀な選手だということだ。
努力をやめてしまう可能性が高い。
そういうことだ。
コールに文句を言うのはやめろ。
プレイしろ!
スマートにプレイしろ!
ゲームを読め!
考えてプレイしろ!
泣きつくのはやめろ!
ここにいる誰も何も証明していない。
泣き言を言っているのは何も成し遂げていない奴らばかりだ。
ほとんどのNBA選手はファウルのジャッジに不満を持ち、レフェリーに詰め寄る。
グリーンもそのひとりだ。
高校生たちがジャッジに文句を言うのはNBA選手たちの影響があるのかもしれないが、グリーンが指摘したように、NBAを目指す現段階においてはそうすべきではないのかもしれない。
グリーンの真剣な叱責は将来有望な高校生たちの心に届いたことだろう。