アル・ホーフォードが母国ドミニカ共和国で最高の栄誉を授かる
ボストン・セルティックスのアル・ホーフォードはNBAキャリア17年目の昨季、悲願のNBAタイトル獲得を達成した。
ホーフォードは現在38歳ということもあり、NBAキャリアの終わりは確実に迫っている。
ホーフォードがNBAキャリアを終えた時、彼の功績は改めて評価されるだろうが、それを前に母国ドミニカ共和国で最大の栄誉を授かった模様。
ドミニカ共和国生まれのNBA選手として初めてラリー・オブライエントロフィーを掲げたホーフォードは今週、ドミニカ共和国で政治家たちと会談し、ルイス・アビナデル大統領から「ドゥアルテ、サンチェス、メジャ勲章」の騎士号を授与されたという。
家族、およびセルティックスを指揮するジョー・マズーラHCと共にドミニカ共和国を訪れたホーフォードは、同国最高の栄誉を授与されたことについて、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
大統領に面会することは知っていた。
だが、この国最高の栄誉を授与されることは知らなかった。
僕と僕の家族にとってすごくスペシャルなことだ。
すごく誇らしい。
いろんな感情が押し寄せている。
今日は僕にとってすごく、すごくスペシャルな日だ。
ホーフォードはNBAキャリア最初の9シーズンをアトランタ・ホークスで過ごした後にセルティックスに移籍。
2019年の夏にセルティックスを離れ、2019-20シーズンはフィラデルフィア・セブンティシクサーズで、2020-21シーズンはオクラホマシティ・サンダーで過ごしたが、2021年の夏にセルティックスに復帰した。
ホーフォードがバスケットボールの殿堂入りを果たすかは分からない。
だが、ドミニカ共和国では永遠に語り継がれるバスケットボール選手のひとりになったと言っても過言ではなさそうだ。
なお、ホーフォードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 65 | 1078 |
MP | 26.8 | 31.8 |
PTS | 8.6 (キャリアワースト) | 13.1 |
TRB | 6.4 | 8.0 |
AST | 2.6 | 3.2 |
STL | 0.6 | 0.8 |
BLK | 1.0 | 1.2 |
TO | 0.7 | 1.4 |
FG% | 51.1% | 51.3% |
3P% | 41.9% | 37.9% |
FT% | 86.7% (キャリアハイ) | 76.0% |