ジュリアス・ランドルは勝利のためならいかなる役割も受け入れる?

ニューヨーク・ニックスはこのオフシーズン中のトレードでミカル・ブリッジズを獲得した。
さらに昨季の躍進に貢献したOG・アヌノビーとの再契約にも成功。
ビッグマンのアイザイア・ハーテンシュタインを失ったものの、来季のニックスへの期待は高い。
一方、気になるのは怪我の影響により昨季46試合の出場にとどまり、NBAプレイオフを全休したジュリアス・ランドルだろう。
ランドルはボールを持つタイプの選手であり、来季はボールを持つ機会が減少すると見られているため、フラストレーションを溜めてしまう恐れがあるのだ。
だが、今年30歳になるランドルは、個人の功績よりチームの勝利を重視するマインドを持っているのかもしれない。
hoopshype.comによると、ランドルはニックスの今のロスターに満足しており、チームが勝つためならどんな役割でも受け入れるという。
ランドルはニックスと延長契約を結ばず、来年夏にオプションを破棄して完全FAになると見られている。
つまり、ランドルにとって来季は次の契約につながる時間となるため、確かな実績を残したいところだろう。
果たしてランドルは自我を抑えつつニックスを勝利に導き、来年夏に大型契約を勝ち取ることができるだろうか?
なお、ランドルの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2023-24 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| G | 46 | 641 |
| MP | 35.4 | 32.0 |
| PTS | 24.0 | 19.1 |
| TRB | 9.2 | 9.4 |
| AST | 5.0 | 3.7 |
| STL | 0.5 | 0.7 |
| TO | 3.5 | 2.8 |
| FG% | 47.2% | 47.0% |
| 3P% | 31.1% | 33.3% |
| FT% | 78.1% | 74.8% |


