スティーブ・カーHC「ボストンのファンは僕に執着すると思う」
スティーブ・カーはヘッドコーチとしてチームUSAを指揮し、パリオリンピックで金メダル獲得に導いた。
その一方で、ボストン・セルティックスのNBAタイトル獲得に貢献したジェイソン・テイタムをローテーションから2度外したことで話題を集めた。
カーHCはテイタムだけでなくデリック・ホワイトの出場時間も制限したため、ウォリアーズがTDガーデンでセルティックスと対戦する時、おそらくセルティックスファンはカーHCにブーイングを浴びせるだろう。
だが、カーHCはその覚悟ができているようだ。
カーHCはTDガーデンでのセルティックス戦について、次のように笑顔でコメントしたという。nbcsportsbayarea.comが伝えている。
ボストンのファンは僕に執着すると思う。
それで構わないよ。
全員が素晴らしかった。
ジェイソンはうまく対処してくれた。
メディアで話題にされてしまったが、彼の対応は素晴らしかった。
タイリース(・ハリバートン)の対応も素晴らしかった。
ラインナップはどの試合も違っていた。
初日のミーティングでも話したのだが、スパースターが12人いたとしても、常にプレイできるのは9人程度なんだ。
彼らはプロフェッショナルとして振る舞い、互いをサポートしていた。
僕は彼ら全員をものすごく誇りに思っているよ。
テイタムはすでに来季へ向けて準備を始めている。
4年後に開催されるロサンゼルスオリンピックでは主力となる可能性があるだけに、NBA選手としてさらに成長したいところだろう。
テイタムはパリオリンピックでは十分に貢献することができなかったものの、それをモチベーションに変えて突き進むに違いない。
なお、テイタムのパリオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | パリ五輪 |
---|---|
G | 4 |
MP | 17.7 |
PTS | 5.3 |
TRB | 5.3 |
AST | 1.5 |
STL | 1.0 |
BLK | 0.5 |
TO | 0.5 |
FG% | 38.1% |
3P% | 0% |
FT% | 83.3% |