レブロン・ジェイムス陣営は「ステフィン・カリーが世界最高の選手説」に不満?
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスとゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、長年にわたってNBAを牽引し、激しいバトルを繰り広げてきた。
だが、この夏に開催されたパリオリンピックではチームUSAの一員として共にプレイし、金メダル獲得に貢献。
彼らにとって友情とリスペクトを深める時間になったというが、ジェイムス陣営はその様子を複雑な気持ちで見守っていたのかもしれない。
NBAインサイダーのサム・アミック記者は先日、ジェイムスとカリーの歴史について次のようにコメントしたという。lakersdaily.comが伝えている。
彼(カリー)とレブロンがオリンピックで楽しんでいたのは、本当に非現実的だった。
なぜなら、彼らの間に敵意があったわけではないが、ライバルとして戦ってきたからね。
彼らの陣営は、相手選手について語られるやり方をいつも気に入っていたわけではなかったんだ。
ステフが世界最高の選手と呼ばれ始めた時、レブロン陣営は快く思っていなかった。
本物の緊張感があった。
試合中もそういった瞬間があった。
レブロンはサイズを活かしてステフを圧倒し、世界にステフのほうが小さいと見せつけようとした。
あの力関係は本物だった。
だからこそ彼らが(チームUSA)で噛み合い、共に素晴らしい時間を過ごしたのは、僕は見たことがなかったんだ。
ジェイムスがクリーブランド・キャバリアーズに所属していた時、ジェイムス擁するキャブスとカリー擁するウォリアーズは4年連続でNBAファイナルで対戦した。
うち3度はウォリアーズが勝利したが、ジェイムスとカリーはどちらもNBAキャリアを通して4度チャンピオンになっている。
彼らはこれからもライバルとして戦い続けるだろうが、パリオリンピックをきっかけに互いへのリスペクトはますます高まったに違いない。