ジミー・バトラーのトレード先有力候補5チームとは?
マイアミ・ヒートのジミー・バトラーには、トレードの噂が浮上している。
バトラーはヒートと延長契約を結ぶことができるものの、双方の主張には差があり、延長契約が実現する気配はない。
もしバトラーが来年夏にFAになり、他のNBAチームと契約するなら、ヒートは見返りなしでバトラーを失ってしまう。
そのためトレードの噂が浮上しているわけだが、もしヒートがバトラーをトレードで放出するなら、現時点ではどのチームが候補なのだろうか?
fadeawayworld.netによると、ブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ヒューストン・ロケッツ、サンアントニオ・スパーズがバトラーのトレード先有力候補だという。
ブルックリン・ネッツ
バトラーは先日、ネッツへの移籍に関心を持っていると報じられた。
ネッツは厳しい時間が続いているが、タフなメンタルを持つバトラーを獲得することができれば、若手選手たちの成長にもつながるだろう。
なお、もしネッツがバトラー獲得に動く場合、キャム・トーマス、キャメロン・ジョンソン、ドリアン・フィニー・スミス、2019年のNBAドラフト1巡目指名権をトレードパッケージにする可能性があると報じられている。
ロサンゼルス・クリッパーズ
クリッパーズはこのオフシーズン中にNBAオールスターフォワードのポール・ジョージを失った。
NBAスターのジェイムス・ハーデンとカワイ・レナードは残っているものの、激しい闘争心を持ち、スコアリングだけでなくディフェンスもあるバトラーを獲得したいところだろう。
ただし、怪我による離脱が少なくない点については懸念事項となるかもしれない。
なお、バトラーは2018-19シーズンを最後にレギュラーシーズン65試合以上に出場していない。
バトラーをトレードで獲得する場合、クリッパーズはノーマン・パウエル、テレンス・マン、ボーンズ・ハイランド、PJ・タッカー、2030年の1巡目スワップ権、2031年の2巡目指名権をトレードパッケージにする可能性があるとされている。
ゴールデンステイト・ウォリアーズ
ウォリアーズは先日、バトラーに関心を持っていると報じられた。
クレイ・トンプソンを失ったウォリアーズはバディ・ヒールドなど主力選手を数人獲得したものの、カリーとドレイモンド・グリーンをサポートできるスターパワーを加えたいところだろう。
なお、ウォリアーズはジョナサン・クミンガ、アンドリュー・ウィギンス、ケボン・ルーニー、ゲイリー・ペイトンⅡ、2026年のNBAドラフト1巡目指名権をトレードパッケージにする可能性があるとされている。
ヒューストン・ロケッツ
ヒューストン出身のバトラーにとって、ロケッツへのトレードは魅力的なオプションのひとつとなるだろう。
アルペラン・シェングンなど若手有望株を抱えるロケッツにとっても、強烈なリーダーシップを持つバトラーは魅力的なベテラン選手だ。
なお、ロケッツはジェイレン・グリーン、ディロン・ブルックス、アメン・トンプソンをトレードパッケージにする可能性があると報じられている。
サンアントニオ・スパーズ
スパーズはこのオフシーズン中にベテランのクリス・ポールとハリソン・バーンズを獲得した。
彼らはリーダーとしてスパーズを牽引し、若手選手たちの成長を助けるだろうが、バトラーを獲得することですぐに勝てるチームになり、長期にわたって時代を構築できる可能性が高まる。
バトラーをトレードで獲得する場合、スパーズはデビン・バッセル、ケルドン・ジョンソン、2026年のNBAドラフト1巡目指名権、2028年のNBAドラフト1巡目指名権をトレードパッケージにする可能性があるとされている。