NBAオールスターのステフィン・カリーは初めて出場したオリンピックで堂々たるパフォーマンスを見せ、チームUSAの金メダル獲得に貢献した。

カリーはグループステージと決勝トーナメント1回戦でリズムを掴むことができなかったが、セルビア代表との準決勝では3ポイント9本成功、フランス代表との決勝では3ポイント8本成功と大爆発。

特に決勝終盤での3ポイントシューティングはまさにカリーが世界最高のシューターであることを証明するパフォーマンスだった。

チームUSAの一員として共に金メダルを勝ち取ったレブロン・ジェイムスは当時を振り返り、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。

彼がオリンピックに出場するのは初めてだった。

彼にとって初めてのことだったから、慣れていないようだった。

だが、彼の時間が来ることは分かっていた。

ステフィン・カリー「レブロン・ジェイムスの言葉が僕の自信を高めてくれた」

パリオリンピックのレフェリーが決勝戦を振り返る「数日後に思い出すと鳥肌が立つ」

ステフはやるべきことやった。

あのようなビッグ・タイムショットを決め、全員を眠らせたんだ。

信じられないほど素晴らしかった。

彼と一緒にすごくことができて嬉しかったよ。

もしオリンピックにファイナルMVPがあれば、おそらくカリーが選出されただろう。

これまでライバルとして戦ってきたジェイムスとカリーはパリオリンピックを通して友情を深め、互いをより深くリスペクトするようになった。

間もなくスタートするNBAシーズンで再びライバル関係に戻るものの、彼らは互いをリスペクトしつつ、最高のバトルを見せてくれるに違いない。