カール・アンソニー・タウンズがドミニカ共和国にバスケットボール施設建設へ
NBAオールスタービッグマンのカール・アンソニー・タウンズはアメリカのニュージャージー州生まれだが、ドミニカ共和国にルーツを持つ。
そのタウンズが他界した母に敬意を払い、ドミニカ共和国の子どもたちを助けるためにバスケットボール施設を建設することを決定した模様。
thescore.comによると、タウンズは一流のコーチングを受けることができ、理学療法、教室、会議室などが備わった最先端のバスケットボール施設をドミニカ共和国に建設するという。
ドミニカ共和国のサンティアゴに建設されるバスケットボール施設は来年着工、2026年に完成する予定だ。
タウンズは施設建設にあたり、次のようにコメントしている。
僕はアメリカンドリームを生きることができて本当に幸運だ。
だが、母の目を通してアメリカを見たことが大きかった。
母がアメリカ人と感じるためにどれほど努力しなければならなかったかを見てきた。
だから、ここで手にしたリソースを故郷に持ち帰り、子どもたちが最高の設備とチャンスを得られるようにしたかった。
家族のために鐘を稼ぐだけでなく、夢を追うためのチャンスを提供したかったんだ。
さまざまな状況に陥り、リソースが不足している子どもたちにとって、ここは安全な避難場所だ。
NBAやWNBA、プロの野球選手やバレーボール選手、偉大なサッカー選手にならないとしても、今は夢を持つことができる。
人生のスキルや社会的なスキルを成長させ、何かに情熱的を持ち、決意し、献身的に取り組むことを学べるのは、本当に素晴らしいことだと思う。
施設にはバスケットボール関連の施設の他、サッカーグラウンドが2面、野球グラウンドが4面、バレーボールのコートなどが設置されるという。
タウンズが建設する施設にはスポーツでの成功を夢見るたくさんの子どもが集まり、いずれはタウンズの意思を受け継ぐようなアスリートが誕生するに違いない。