オールディフェンシブ投票でアンソニー・デイビスに入れなかったJJ・レディックHC「彼はそれすら知らなかった」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスタービッグマン、アンソニー・デイビスは、チームに不可欠なディフェンシブプレイヤーのひとりだ。
だが、健康な時のデイビスは常にNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー候補に挙がっているものの、受賞したことは一度もない。
昨季オールディフェンシブチーム投票でデイビスに票を入れなかったJJ・レディックがレイカーズのヘッドコーチに就任したことが前に話題になったが、デイビスはそれすら知らなかったようだ。
レディックHCは先日、オールディフェンシブチーム投票でデイビスに票を入れなかったことについて質問されると、次のように答えたという。lakersnation.comが伝えている。
僕がそのことについて話をした時、彼は僕が何を言っているのか分かっていなかった。
彼は「それすら知らなかった」という感じさ。
数週間前に彼と一緒にサンタモニカで素敵なディナーを楽しんだ。
彼が望むのと同じくらい、我々は彼に力を与えるつもりだ。
彼がオールNBAファーストチームになり、シーズンを通してMVP候補になりたいなら、我々はその手助けをするつもりだ。
デイビスの課題のひとつは安定しないジャンパーだ。
もしデイビスが2019-20シーズンのような精度の高いジャンパーを取り戻すことができれば、レイカーズは脅威のチームのひとつになれるだろう。
レディックHCによると、デイビスのジャンパーの精度が落ちたことには理由があるという。
そのことについては理論がある。
公の場でシェアするつもりはない。
ただ、理論はある。
もし僕の理論が正しいことが証明されたら、シーズン終盤に君たちにシェアしよう。
レディックHCは就任当時、デイビスをオフェンスのハブとして使う構想を明かした。
デイビスはこの夏にパリオリンピックに出場したこともあり、疲労と怪我の懸念はつきまとうものの、レディックHCのシステムの下でどのようなプレイを見せてくれるのか楽しみにしたいところだ。