ベテランガードのリッキー・ルビオはNBA引退を発表した後に母国スペインに帰国し、カウンセリングを受けていた。

その甲斐あってバスケットボールをプレイできる状態を取り戻したルビオは、古巣バルセロナと契約。

バルセロナでの実戦復帰は来月の予定だが、一足先にスペイン代表としてFIBAユーロバスケット2025予選に出場し、実戦復帰する見込みだ。

ルビオは久しぶりの実戦を前に、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。

すごく緊張している。

ルーキーに戻ったような気分だ。

だが、代表チームに復帰できてすごく嬉しい。

ここが僕の出発点だからね。

ここサラゴサでは何度か試合をしたことがある。

ファンは常に代表表チームをサポートしてくれていた。

この都市はバスケットボールが盛んだから、復帰するには理想的な場所だ。

僕は孤独を感じたことがない。

皆がすごくサポートしてくれている。

代表チームでも、クリーブランドでも、バスケットボールの世界では常に皆が助けてくれた。

それが難しい時間を乗り越える助けになったんだ。

スペイン代表は今年7月にパリオリンピック最終予選に臨む。

ルビオによると、パリオリンピック最終予選を見据えてはいるものの、今はユーロバスケット予選に集中しているという。

プレオリンピックはナイスな試合になるだろうね。

良いエンディングになることを願っている。

だが、まずはユーロバスケット2025に向けて試練を乗り越えなければならない。

相手（ラトビア代表とベルギー代表）はハイレベルなチームだ。

僕たちは過去に苦戦させられたからね。

勝利のために全力を尽くさなければならない。

ルビオが実戦でプレイするのは、クリーブランド・キャバリアーズの一員として臨んだ昨年4月のNBAプレイオフ・ファーストラウンド以来初だ。

ルビオは勘の鈍りが懸念されるものの、チームメイトたちの助けを借りながらスペイン代表を牽引するパフォーマンスを取り戻すに違いない。