ジョシュ・ハート「誰かが犠牲を払わずに優勝したチームはない」
ニューヨーク・ニックスはオフシーズン中のトレードでミカル・ブリッジズとカール・アンソニー・タウンズを獲得した。
これにより、ニックスのオフェンスはジェイレン・ブランソン、ブリッジズ、タウンズが主に担うと見られている。
つまり、ジョシュ・ハートなど他の選手たちにはスコアリング以外の役割が大きくなるだろう。
ハートはその準備ができているようだ。
ハートは先日、自身の役割について次のようにコメントしたという。The New York Postが伝えている。
結局のところ、僕の仕事はコートに出て20得点することではない。
オフェンスで無理に何かを起こすことではない。
僕の役割はリバウンドを奪うこと、高いレベルでディフェンスすること、オフェンスでつなぎ役になることだ。
ドライブしてオープンの仲間を見つけ、リバウンドを奪い、ペースを上げ、トランジションでイージーにスコアリングすることだ。
数人の選手が犠牲を払わずに優勝したチームはないと思う。
僕が犠牲になるのであれば、喜んで犠牲になろう。
NBAタイトルを勝ち取るためにはディフェンスの強化も不可欠だ。
おそらくディフェンスではハートとOG・アヌノビーが中心となるだろうが、役割分担ができつつあるニックスがどのようなバスケットボールを展開するのか楽しみにしたいところだ。
なお、ハートの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 81 | 453 |
MP | 33.4 | 29.2 |
PTS | 9.4 | 9.8 |
TRB | 8.3 (キャリアハイ) | 6.6 |
AST | 4.1 (キャリアハイ) | 2.7 |
STL | 0.9 | 1.0 |
BLK | 0.3 | 0.3 |
TO | 1.5 | 1.3 |
FG% | 43.4% | 45.9% |
3P% | 31.0% (キャリアワースト) | 34.4% |
FT% | 79.1% (キャリアハイ) | 74.8% |