デイミアン・リラードが元米海軍特殊部隊員とトレーニング「ランジ1000回、腕立て700回」
ミルウォーキー・バックスは昨年夏のトレードでNBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードを獲得した。
バックスはこれによりリラードとヤニス・アンテトクンポというNBAを代表するスーパースター2人を擁するチームに生まれ変わったが、期待に応える結果を残すことができなかった。
だが、リラードは来季こそ期待に応える結果を残すべく、この夏は過酷なトレーニングにチャレンジしたようだ。
リラードによると、このオフシーズン中に元米軍特殊部隊退院のデイビッド・ゴギンスと共にトレーニングしたという。
リラードはゴギンスとのトレーニングを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼とは2年半前から交流している。
僕はこの夏、彼と一緒にトレーニングできる時間を見つけようとしていた。
都合が良い日を見つけ、彼のところに行った。
彼と一緒に4日半トレーニングしたと思う。
その4日間でワークアウト16回だ。
本当に多かった。
最もクレイジーだったのは、ある日のトレーニングの一環としてランジを1000回やったことだ。
文字通り1000回だ。
その日の早い時間帯には腕立てを40分間で700回やった。
彼に聞いてもらえたら分かると思う。
これまでの人生でこれほどやったことは一度もなかったが、彼は僕からそれを引き出してくれた。
かなりクレイジーだった。
何よりもメンタルが試された。
もちろんコンディションを試されて追い込まれるが、何よりメンタルを学んだんだ。
リラードによると、ゴギンスとのトレーニングの後に身体が正常な状態に戻るまで1ヶ月程度かかったという。
昨年夏は引っ越しや離婚などがあり、シーズンに向けて十分に準備することができなかったリラード。
だが、最高の準備をして迎える今季は少なくとも昨季以上のパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
なお、リラードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 73 | 842 |
MP | 35.3 | 36.2 |
PTS | 24.3 | 25.1 |
TRB | 4.4 | 4.2 |
AST | 7.0 | 6.7 |
STL | 1.0 | 1.0 |
TO | 2.6 | 2.8 |
FG% | 42.4% | 43.8% |
3P% | 35.4% | 37.1% |
FT% | 92.0% | 92.0% |