クリッパーズがPJ・タッカーのエージェントにトレード交渉を許可
ベテランフォワードのPJ・タッカーは、昨季に続き今季もロサンゼルス・クリッパーズに所属している。
だが、クリッパーズには帯同していない。
クリッパーズのフロントオフィスとタッカー陣営は協力してトレード先を探すと報じられているが、クリッパーズはタッカーのエージェントに全権を委ねようとしているのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、クリッパーズとタッカー陣営は引き続きトレード先を協力して探すものの、クリッパーズはタッカーのエージェントに他のNBAチームとトレード交渉する許可を与えたという。
タッカーの今季のサラリーは1154万ドルだ。
昨季ほとんどプレイせず、また39歳という年齢を考慮すると、タッカーのトレード先を見つけるのは簡単ではないだろう。
ベテランのリーダーシップやベンチのディフェンスの強化を必要としているプレイオフチームにとって魅力的なオプションかもしれないが、それらのチームがトレードでタッカー獲得に動く可能性は低い。
最も現実的なのはバイアウトでクリッパーズを離れ、完全FAになった後にミニマム契約を結ぶことだろうが、果たしてタッカーは次の所属先を見つけることができるのだろうか?
なお、タッカーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 31 | 88 |
MP | 15.7 | 28.2 |
PTS | 1.7 | 6.6 |
TRB | 2.7 | 5.4 |
AST | 0.5 | 1.4 |
STL | 0.5 | 1.1 |
BLK | 0.2 | 0.3 |
TO | 0.3 | 0.9 |
FG% | 36.0% | 42.5% |
3P% | 37.1% | 36.6% |
FT% | 100% | 75.0% |