シクサーズとネッツがジョナサン・クミンガ獲得を狙う?
NBAキャリア4年目を迎えているゴールデンステイト・ウォリアーズのジョナサン・クミンガは、期限までにルーキースケールの延長契約を結ぶことができなかった。
クミンガ陣営がマックス契約、もしくはそれに近い契約を要求した一方で、ウォリアーズはマックス契約を結ぶのはまだ時期尚早であり、少なくとも今季のパフォーマンスを見たうえで決定すると報じられている。
クミンガはもしシーズンを通してNBAオールスターのポテンシャルを感じさせるパフォーマンスを続けることができれば、来年夏に長期大型契約を勝ち取ることができるだろう。
だが、もしそうでない場合、イースタン・カンファレンスの2チームがクミンガ獲得に動くかもしれない。
RealGMによると、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとブルックリン・ネッツがクミンガに関心を持っているという。
シクサーズはNBAオールスターのジョエル・エンビード、ポール・ジョージ、タイリース・マキシーと、マックス契約の選手を3人抱えている。
だが、シクサーズのオーナー陣はNBAタイトルを獲得するためならラグジュアリータックスの支払いを厭わない構えだ。
シクサーズはクミンガをトレードで獲得することを検討しており、その場合はNBAドラフト指名権とKJ・マーティンなどをトレードパッケージにする可能性があるという。
一方、キャップスペースに十分な余裕があるネッツは、来年夏のFA市場でクミンガ獲得を狙いたいところだろう。
なお、シクサーズとネッツはニューオーリンズ・ペリカンズのトレイ・マーフィーⅢに関心を持っていたものの、マーフィーⅢはペリカンズと4年1億1200万ドルの延長契約を結んだため獲得を断念したと報じられている。