ダニー・グリーン「僕はクレイ・トンプソンの弱化バージョンになれたかも」
サンアントニオ・スパーズ、トロント・ラプターズ、ロサンゼルス・レイカーズでNBAチャンピオンに輝いた実績を誇るダニー・グリーンは先日、現役引退を発表した。
グリーンはリーグ屈指の3&Dとして活躍したが、いわゆるNBAスターではなかった。
グリーン本人も自身にNBAスターのポテンシャルはないと感じていたのかもしれない。
グリーンは先日、ポッドキャストの中で「スターになれる可能性はあった?」と質問されると、次のように答えたという。hoopshype.comが伝えている。
スターとは言わない。
だが、スーパーロールプレイヤーにはなれたかもしれない。
クレイ・トンプソンの弱化バージョンになれたかもしれないね。
クレイは彼の仕事をすごくうまくこなしている。
あのような選手になり、あのような役割を果たすのは簡単ではないんだ。
グリーンはチャンピオンリングを3個勝ち取ったが、トンプソンは4個だ。
彼らのNBAキャリアを振り返ると、グリーンが語ったようにトンプソンが上回っていると言えるだろうが、グリーンはNBAタイトル獲得に貢献した3チームでスーパーロールプレイヤーとして語り継がれるに違いない。
なお、トンプソンとグリーンのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | K・トンプソン | D・グリーン |
---|---|---|
G | 794 | 832 |
MP | 32.6 | 25.1 |
PTS | 19.6 | 8.7 |
TRB | 3.5 | 3.4 |
AST | 2.3 | 1.5 |
STL | 0.9 | 1.0 |
BLK | 0.5 | 0.8 |
TO | 1.7 | 1.0 |
FG% | 45.3% | 42.1% |
3P% | 41.3% | 40.0% |
FT% | 85.8% | 80.5% |