ジェイムス・ハーデン「僕は生まれながらのスコアラー」
ロサンゼルス・クリッパーズはオフシーズン中にNBAオールスターフォワードのポールジョージと元MVPのラッセル・ウェストブルックを失った。
また、カワイ・レナードが負傷離脱中であるため、ジェイムス・ハーデンにはこれまで以上の働きが求められるだろう。
だが、ハーデンはその準備ができているのかもしれない。
ハーデンは先日、オフェンスの役割が拡大することについて質問されると、次のように答えたという。ESPNが伝えている。
まず第一に僕のチャンスが増える。
簡単なことだ。
僕は生まれながらのスコアラーだ。
生まれながらのプレイメイカーだ。
ここ4年間は犠牲を払ってきたが、スコアリングやプレイメイクだけでなく、リーダーシップを発揮したり、勝つための方法を見つけることも重要だ。
いま重要なのはそれがすべてだ。
数字やそういったものは後からついてくる。
なぜなら、僕の使用率が高くなり、プレイする機会が増えるからね。
数字に表れるだろうが、細部にこだわり、ゲームやチームメイトたちに影響を与えることが重要だ。
最高のレベルでリーダーシップを発揮できることを示すチャンスを得たと思っている。
クリッパーズはNBA2024-25シーズン開幕戦でフェニックス・サンズに惜敗したものの、その後デンバー・ナゲッツとゴールデンステイト・ウォリアーズに勝利した。
ハーデンはいつも通りチームメイトたちを牽引するパフォーマンスを見せているが、もしハーデンがクリッパーズを勝利に導き続けることができれば、彼の市場価値は再び高まるに違いない。
なお、ハーデンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 3 | 1075 |
MP | 37.7 | 34.7 |
PTS | 25.0 | 24.1 |
TRB | 8.3 | 5.6 |
AST | 11.7 | 7.1 |
STL | 0.7 | 1.5 |
BLK | 0.3 | 0.6 |
TO | 6.7 | 3.7 |
FG% | 36.2% | 44.1% |
3P% | 19.2% | 36.3% |
FT% | 90.3% | 86.1% |