サンアントニオ・スパーズは現地30日、現在開幕3連勝中と絶好調のオクラホマシティ・サンダーと対戦する。

この試合で最も注目を集めるのは、昨季NBAルーキー・オブ・ザ・イヤーを争ったビクター・ウェンバンヤマとチェット・ホルムグレンのマッチアップだろう。

彼らはこれから長くライバルとして争うと見られているが、ウェンバンヤマもホルムグレンをライバル視しているのかもしれない。

NBAインサイダーのマイケル・C・ライト記者によると、ウェンバンヤマはホルムグレンを強烈にライバル視しており、ホルムグレンの名前を口にすることさえ拒んでいるという。ライト記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

ビクターはチェット・ホルムグレンの名前すら口に出さない。

彼がサンアントニオに入団してからずっとそうだ。

月曜日の夜に彼にチェット・ホルムグレンとの対戦について質問したところ、彼はこう答えた。

「また勝利の道に戻ることができて嬉しい。オクラホマシティとの対戦は常に良い試練だ。僕は彼らの試合を全部見た」とね。

彼はホルムグレンの名前を口に出さない。

そこには本当のライバル関係があるからだと思う。

彼らは互いをリスペクトしているが、互いのことを好きではない。

ウェンバンヤマとホルムグレンは同じようなフィジカル、同じようなプレイスタイルを持つ選手だ。

チームとしてはホルムグレン擁するサンダーが前を走っているが、いずれスパーズが迫るだろう。

彼らはライバルとしてこれから長くNBAを盛り上げていくに違いない。

なお、ウェンバンヤマとホルムグレンの今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	V・ウェンバンヤマ	C・ホルムグレン
G	3	3
MP	31.3	32.7
PTS	20.0	23.7
TRB	12.0	13.0
AST	2.3	3.0
STL	0.0	1.3
BLK	2.7	4.0
TO	3.7	2.3
FG％	46.5％	56.3％
3P％	32.5％	20.0％
FT％	79.6％	66.7％