ジョエル・エンビードがロッカールームで記者と喧嘩
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは先日、残りのキャリアを通してバック・トゥ・バックの1試合を欠場する方針であることを明かした。
エンビードは怪我による離脱が多いタイプの選手であるため、健康のマネジメントのためにそうするのだろうが、エンビードの発言を受けて各所から批判が連発。
中でもNBAインサイダーのマーカス・ヘイズ記者はエンビードに対し、交通事故で他界した弟やエンビードの息子の名前を挙げながら、「開幕に向けて準備ができていない」、「父親として良い見本になっていない」、「プロ意識に欠けている」などと批判。
エンビードはその後、それらに反論したわけだが、エンビードのヘイズ記者への怒りはまったく収まっていなかったようだ。
hoopsrumors.comによると、現地2日に行われたメンフィス・グリズリーズ戦が終わった後、エンビードはヘイズ記者がロッカールームに入ってきたのを見ると、ヘイズ記者に対して汚い言葉を吐きながら詰め寄り、最終的に突き飛ばしたという。
チームのセキュリティと他の選手たちが割って入ったことにより大事には至らなかったというが、エンビードの怒りは当然なのかもしれない。
なお、エンビードはヘイズ記者に対し、激昂しながら次のように言い寄ったと報じられている。
僕のことをひどく言うのは構わない。
選手としての僕を悪く言うのは構わない。
だが、他界した弟の名前は絶対に口にするな。
僕の家族のことに触れるな。
彼らを巻き込むな。
僕に男として話しかけ、バスケットボールについて話すなら別だが、もしまた家族のことを口に出したら本当に大事になるぞ。
NBAはこの件を受け、調査をスタートしたと報じられている。