レブロン・ジェイムスがレイカーズの苦戦理由を明かす「ディフェンス」
ロサンゼルス・レイカーズは今季開幕3連勝と、最高のスタートを切った。
だが、その後のロード5連戦を1勝4敗で終え、今季の成績を4勝4敗に落としてしまった。
スターターのアンソニー・デイビスと八村塁を欠くメンフィス・グリズリーズ戦ではリバウンドだけでなく、3ポイントシュートの精度にも苦しんだが、NBAオールスターフォワードのレブロン・ジェイムスによると、レイカーズの大きな問題はディフェンスにあるという。
ジェイムスはグリズリーズ戦を振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
良い形でシュートを撃てたとしても、それが決まらなければチーム全体や個々の選手の士気が下がってしまうことがあると思う。
だが、僕たちはオープンになった時にシュートを撃ち続けた。
チーム全体としてまだアウトサイドシュートが決まり始めていないだけだ。
もちろん他のチームが僕たちをスカウティングする試合が増えたこともある。
1試合目は、相手は僕たちが何をやっているのか分かっていなかった。
試合を重ねるにつれ、相手は僕たちの戦術を確認し、そこを抑えようとしてくる。
それと、スターターの2人が欠場している状況においては、相手はさらに多くの戦術を封じるために他の選手たちにボールを持たせるようにしてくるんだ。
まだプレイはしっかり実行できている。
だが、シュートが入っていないと実行できているようには見えない。
今夜も素晴らしいプレイがあったが、シュートが決まらなかっただけだ。
戦術については完璧に実行しているし、その点については誇りに思う。
ただ、もっと闘争心を持ち、ディフェンスに力を入れなければならない。
僕たちは相手にFG成功率50%を許してしまった。
3ポイントも決められ、ペイントエリアに侵入され、オフェンシブリバウンド、セカンドチャンスポイント、トランジションも許してしまった。
シュートが入らなかったとしても、オフェンスの問題はそれほど大きくなかった。
もちろんもっとうまくやらなければならないが、それ以上にディフェンスに力を入れなければならない。
シュートがうまく入らない試合は前にもあった。
だが、その時はハイレベルなディフェンスでカバーすることができていたんだ。
レイカーズはディフェンスの要であるジャレッド・バンダービルトを怪我で欠いている。
さらに攻守の要であるデイビスとスコアリングに定評ある八村が離脱したのだから、他の選手たちがいつも以上にステップアップしなければならないだろう。
ロード5連戦で状況が一気に悪化したレイカーズがここからどう立て直していくのか注目が集まるところだ。
なお、レイカーズ対グリズリーズ戦のチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | LAL | MEM |
---|---|---|
PTS | 114 | 131 |
TRB | 37 ORB:9 DRB:28 | 50 ORB:12 DRB:38 |
AST | 23 | 28 |
STL | 10 | 5 |
BLK | 1 | 6 |
TO | 11 | 18 |
FG% | 44.1% (41/93) | 51.6% (48/93) |
3P% | 31.3% (15/48) | 50.0% (17/34) |
FT% | 81.0% (17/21) | 78.3% (18/23) |