ジュルー・ホリデーが不調の古巣バックスを擁護「まだシーズン序盤」
ミルウォーキー・バックスは昨年オフシーズン中のトレードでジュルー・ホリデーを放出し、NBAを代表するスーパースターのひとりのデイミアン・リラードを獲得した。
だが、リラードとヤニス・アンテトクンポを中心としたチームに生まれ変わったバックスにはNBAタイトル奪還の期待がかかっていたものの、昨季はNBAプレイオフ・ファーストラウンドで敗退。
今季は現時点で2勝6敗にとどまっている。
その大きな要因とされているのがディフェンスの弱体化だ。
そのため、NBA屈指のディフェンダーであるホリデーをトレードで放出したことについて「間違いだった」などと指摘する声が聞こえているが、ホリデーはそう思っていない模様。
ホリデーによると、リラードのようなスーパースターをトレードで獲得できるチャンスがあれば、どのチームも同じように動くという。ホリデーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕は以前、オールスターとしてフィリーからニューオーリンズへトレードされた。
だから、(バックスからトレードされたことに)それほどショックは受けなかった。
これがビジネスであることは理解している。
あのトレードでデイムを獲得できたんだ。
そのトレードに応じない人間なんているのか?
10人中10人が応じるだろう。
それがビジネスだ。
まだシーズン序盤だ。
ホリデーを放出することでディフェンスが弱体することは、バックスのフロントオフィスも予想していた。
だが、彼らはリラードとアンテトクンポのスコアリングがそれを上回ると考え、トレードに踏み切ったとされている。
バックスは現地7日にユタ・ジャズに勝利し、ようやく今季2勝目をあげることができた。
果たしてバックスはここから巻き返し、トレードが成功だったことを証明することができるだろうか?