ポール・ピアースが勧めるヤニス・アンテトクンポのトレード先とは?
ミルウォーキー・バックスは今季9試合を終えた時点で2勝7敗と、絶望的な状況を強いられている。
もしこの状況がこれからも続いた場合、バックスがロスターを抜本的に見直す可能性も否定できない。
そこで注目されるのが、NBAを代表するスーパースターのヤニス・アンテトクンポの去就だ。
バックスが再建期に入る場合、何よりも勝利を求めるアンテトクンポはトレードを要求する可能性がある。
現時点でその兆候はないものの、NBAレジェンドのポール・ピアースによると、もしトレードが実現するならオクラホマシティ・サンダーとのトレードにチャレンジすべきだという。ピアースのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
もし彼ら(サンダー)が1巡目指名権をいくつかトレードできるなら、僕たちだったらジェイレン(・ウィリアムス)と指名権をいくつか(バックスに)与えるだろう。
指名権を5つ提供し、チェット(・ホルムグレン)とシェイ(・ギルジアス・アレクサンダー)以外なら誰でも連れて行って構わない。
もし彼(アンテトクンポ)がトレードを要求したら、彼ら(バックス)は大きなダメージを被ってしまうだろう。
彼を失い、かつ未来を支える基盤を得られないという状況にはしたくないだろうね。
OKCにはその基盤があるんだ。
そう語ったピアースだが、サンダーは現在8勝1敗と絶好調だ。
若手選手たちを中心としてこれほどの強さを発揮しているのだから、未来を犠牲にしてアンテトクンポを獲得する必要はないだろう。
一方、ロスターのアップグレードを求めてトレード市場を模索しているというバックスが今後どう動くのか注目が集まるところだ。